今週の失敗: デイブ・ジョーンズと恐ろしいタブレット事件

Aug 22, 2023

動揺したエンジニアの正当な憤りほど、静かな午後を盛り上げるものはありません。特に、そのエンジニアが他でもない [Dave Jones] の場合、EEVblog YouTube チャンネルでの発言です。 今週[デイブ]が動揺するのには十分な理由があります。 視聴者は、Esinomed という会社からの、何の変哲もない 2010 年時代のタブレットのように見えるものを彼に送りました。 外側から見ると、それは標準的な医療機器のように見えました。 ただし、バックパネルを開けると、まったく別の話がわかります。 これは、[デイブ] (そして私たち) がこれまで見た中で最悪のハッキング作業である可能性が非常に高いです。 これは明らかに、ある種の販売デモまたは展示会モデルです。 それを念頭に置いても、この作品は失敗です。

このタブレットは、既製の組み込み PC マザーボードとタッチスクリーン コントローラーをベースにしています。 [デイブ] は、タッチスクリーンの USB コネクタがハッキングされたことに腹を立てました。 このビデオでは、標準の mini-b コネクタがタブレットのケース内に収まらないことが示されているため、ここでは [Dave] の意見に少し同意しなければなりません。 ただし、USB ケーブルのシールドが裸のタッチ コントローラー ボードに覆われていることについては言い訳ができません。 そこから物事は下り坂になります。 タブレットの電源は、奇妙な混乱と表現するのが最も適切です。 これを作った人は、既成の DC/DC コンバータを使用するのではなく、家庭用のエッチング基板上に独自のスイッチ モード電源を回転させました。 エッチング作業は良好に見えますが、はんだ付け作業を含むその他すべてがひどいです。 すべてのジャンプと奇妙に配置されたコンポーネントにより、この電源を構築するためにジャンク箱からのランダムなボードが使用されたように見えます。

バッテリーの場合、話はさらに悪くなります。 タブレットには、恐ろしく手作業でハンダ付けされた NiMH セルがあちこちに押し込まれています。 ほとんどのセルにはシュリンクラップの破れが見られますが、これはセルが過熱している確かな兆候です。 ビデオからはわかりにくいですが、いくつかのセルの上部に取り付けられた通気孔がはんだで覆われているように見えます。 これは、単純な充電式バッテリーをパイプ爆弾に変える素晴らしい方法です。 バッテリーは安全に手はんだ付け可能 – ラジコンモデラーは、LiPo セルが普及するまで何十年もそれを行っていました。

私たちは皆、土壇場で一緒にプロジェクトをハッキングしたことがあります。 それは私たちがここハッカデイで祝うことの 1 つです。 ただし、これは市販の医療機器 (シリアル番号は 11 です) であるため、これを不合格としてスタンプする必要があります。